ダイエットのために低カロリー食をボリュームアップ

ダイエットを成功させるためには、エネルギーは抑えても、食事を楽しめるようでないと、食事療法は長続きしません。
食卓が寂しくならないような工夫は、満足感を得るためには大切なことなんです。


肥満の人はもともと食べたがりの人が多いですから、食事の量が少ないのは、満たされない気分になりがちです。
食事が物足りないと、つい間食ということになって、ダイエットを失敗することになります。
食事を多く見せる工夫をするのも、低カロリーで満足感を得るコツです。


海藻、きのこ、こんにゃくなどのノンカロリー食品を利用したり、肉には低カロリーの野菜をたっぷり取り合わせたり・・・
ちょっとした工夫で、料理のかさを増やすことができます。


食事の満足感には、食卓の印象もかなり影響します。
同じ献立でも、盛りつける皿数を多くすると、食卓がにぎやかになります。
漬物ひとつでも、大鉢にまとめて盛るよりも、一人分ずつ小鉢で出した方が自分の食事が多彩に見えたりするものです。


また大きいさらに小さいものがポツンとのっているのは、量が少ないと感じがちなので、小ぶりの皿にして、料理がたっぷり盛られている印象にしたほうがいいですね。


食事を多く見せる工夫


海藻、きのこ、こんにゃくを利用する
わかめのしょうがじょうゆあえ、きのこのホイル焼き、刺身こんにゃくなどは、食卓が寂しい時のもう一品になります。
煮物や和え物に加えてカサを増すのにもいいですね。


骨つき肉、尾頭つきの魚を使う
食べる量は同じでも、骨つきの肉や尾頭つきの魚、殻付きのカニ、エビ、貝類などは、カサが張って、食べるのに時間もかかるので、ダイエット食にはおすすめです。


薄切り肉、ひき肉は増量の工夫をする
薄切り肉で野菜を巻いたり、肉団子に野菜やきのこ、豆腐などを加えて増量すると、少ない肉でもボリュームのある料理になります。


低カロリーのつけ合わせを活用
料理のつけ合わせには、レタス、きゅうり、サラダ菜、大根、白菜、パセリなど、低カロリーの野菜をたっぷり添えて、ボリュームアップをさせます。


材料の切り方を大きくする
煮物や和え物は、材料を大きめに切った方が、盛りつけた時に量が多く見えます。
調理しても硬さを保つ材料をとりいれると、カサが減りません。


スープ仕立て、ゼリー寄せに
薄味のコンソメスープ仕立てにしたり、ゼラチンや寒天を利用して寄せものにしたりすると、同じ材料でも、食卓でのボリューム感が違ってきます。

ダイエット中でも我慢ばかりでは食事の楽しみがない

ダイエットをしているからと言って、食べたいものを我慢するばかりでは、食事の楽しみが減ってしまいます。
定番料理も工夫次第で、もっとエネルギーを減らせるんです。


ダイエット本には、天ぷらは衣をはがして食べるとイイと書かれていますが、天ぷらが食べたいとき、それでは食べた気になれませんよね。
エネルギーを減らすだけなら、こうした食べ方も効果がありますが、天ぷらの美味しさを味わいながらエネルギーを抑える工夫もあります。
例えば、火の通りにくい材料は下ゆでして、衣は薄く片面だけにつけるようにすると、かなり油を抑えられます。


考えて食べる習慣がつけば、何でも食べられます。
工夫して食べれば、もっと食べられるようになります。


太ると言われるステーキも、サーロインでなく牛もも肉を使って網焼きにして、つけ合わせはフライドポテトや野菜のソテーの代わりに粉吹きイモやゆで野菜にすえば、同じメニューを半分くらいにカロリーダウンすることも可能です。
こうした工夫をいろいろ思えていくと、エネルギーは減らしても食卓はさびしくなりません。


定番料理を楽しむカロリーダウン作戦


カレー、シチュー
牛肉や豚肉はロースでなくモモ肉を使い、鶏肉ならムネ肉の皮を除いて使います。
材料を炒めずに煮込むと、炒め油のエネルギーも減らせます。


カツ、フライ
衣は薄くして、一口カツより大きいまま揚げたほうが吸油量は少なくなります。
フライパンでからいりしたパン粉を衣にしてオーブンで焼けば、ぐんと低カロリーになります。


豚の角煮
豚バラ肉は、かたまりのまま1時間ほど下ゆでしてから煮ると、下ゆでしない場合に比べて1/3ほどエネルギー減できます。
味付けも濃くならないようにします。


おでん
さつま揚げなどの揚げ物のあでん種を避けるのがコツです。
少し入れるなら、油抜きします。
ちくわ、つみれ、すじ、はんぺん、大根、こんにゃく、昆布などがオススメです。


酢豚
豚肉はロースの代わりにモモ肉を使い、揚げないで炒めます。
油の量がほぼ半減できて、片栗粉も少量ですみます。
野菜を下ゆですれば、さらにカロリーダウンします。


チャーハン
きのこ、野菜など低カロリーの具を多くして、ご飯の量を控えます。
具だけ炒めて温かいご飯と混ぜるようにすると、油の量が減らせます。

甘いものでダイエットに挫折してしまう

ダイエットというと甘いもの断ちを考える人が多いようですが、我慢できずにダイエット事態に挫折する例が少なくありません。
甘いもの好きなら、上手な付き合い方も考えていきたいです。


甘いものに限らず、絶対に食べてはいけないと考えると、なかなか続きません。
それより、自分のダイエット計画を乱さない食べ方をみつけていくことを考えないといけません。


甘いものを食べたいなら、なるべく低カロリーのものを選ぶようにして、たまに食べるようにします。
ふだん食べるものにどのくらいのエネルギーがあるか、知っておくといいでしょう。
一番いけないのは、特に食べたいわけでもないのに、だらだら毎日、習慣のように食べることです。
これは変えないといけませんね。


間食にしろデザートにしろ、甘いものを食べる時は、それも食事計画に含めて考える日つよぐああります。
前後の食事で就職を控えめにするとか、低カロリーのおかずにするといった工夫で、調整をはかっていきます。


大福ひとつも、食事計画の中で考えられるようになれば、あなたのダイエットは確実に成功の方向へ向かっているといえます。


超低エネルギー食療法・・・超低エネルギー食療法(半飢餓療法)は、重症の肥満症の治療としておこなわれる特殊な食事療法で、1日の摂取エネルギーを600キロカロリー以下に抑えます。
身体に与える影響が大きいので、医師の管理が必要で、期間は通常4週間程度、原則として入院して行います。


普通の食品でここまでエネルギーを制限すると、必要な栄養素を確保するのはまず困難です。
そこで必要最少量の栄養素をすべて含んだ粉末や液体の特殊な治療食が用いられています。


日本では、オプティファースト70という治療食だけを1日に5回とる完全法が代表的です。
この治療食と普通の食事を併用するコンビネーション法も良く行われます。